あらすじ
本編
用語集

あらすじ

今年で15浪の落ちこぼれ天使は今年の試験の内容を教師から聞くことになった。
その内容とは「下界へ降りて下界観察をしている女天使を見つけ出すこと」。
さて、天使は今年こそ浪人生活にピリオドを打つことができるのだろうか…

本編

用語集

■下界観察天使(げかいかんさつてんし)
・職業名
下界に住み、天界と下界の平穏を保つために仕事をする天使。
具体的には天界の予測できなかった事件などが起こった場合、解決に導いたりする。

■サポート天使(――てんし)
・職業名
ピピの試験で下界観察天使を探すサポートをした天使。

■白羽町(しらはちょう)
・地名
ピピが降りた下界で住むことになった町。
都心より郊外で都会ではない。
町にある白羽中学校には 時雨コロン川島が通っている。

■聖天試験(せいてんしけん)
・学習用語
一人前の天使になるために受ける試験。
300歳から1年に1度受けることが可能。
合格した者は成人と認められ、就業や結婚などが許可される。
ピピはこの試験で15浪(misson.1時点)している。

■神術(しんじゅつ)
上層部の血筋が使える自然や精神に干渉する術。
天使によって得意分野があり、風を操ったり、幻覚を見せたりすることができる。

コロンはこの術を研究していた一族のため、上層部ではないが神術が使え、これを使ってスパイ活動などしていた。

玲先生は上層部の一族であり、氷を操ることができる。
額の石は神術を使うための増幅器。

天界上層部は神術を一般天使に使わせ、天使をより効率の良い種族にするためにピピの故郷である居住区を実験台にし、成功体であるピピの母、リリによって実験に加担した上層部は全て殺害される。

■天界高等研究院
一般天使は聖天試験に合格すれば成人として認められ、
就労も許可されるが、主に上層部、また教師などの公的な職業に就くにはこの学校を出なければならない。
名称が長いため高研(コーケン)と呼ばれている。